赤ちゃんの名づけ

赤ちゃんの名づけ

乳母車

赤ちゃんの名づけは、その子の一生にかかわるとても大切なステップですね。
生まれる前からあれこれと名前の候補をあげて考えてきていると思います。

 

子供の名づけに利用できる漢字は、国の法律で決められていて、常用漢字
と人名漢字をあわせた2928字となっています。漢字以外で利用できる文字
としては、ひらがな、カナカタ、「ー」、「ゝ」、「ゞ」、「々」があります。

 

   baby baby

 

また、基本的に名前は読ませ方は自由。尊敬している偉人やその年に
活躍したスポーツ選手などの名前をもらうあやかり名や人気名前ランキング
を参考にしてみるのもひとつの方法でしょう。

 

毎年の出生届けをもとに発表され、テレビや新聞の媒体をはじめ「名づけ」に
関する出版物やインターネット上でも知ることができます。さらに、「やさしい」
を示す漢字や、古風な響きの漢字など、キーワード、イメージ別に検索できる
ようになっています。

 

近年の傾向では男の子、女の子、両方にも使える「凛」、「優」、「葵」など漢字
一文字の名前に人気が集まっているようです。かつては、女の子の名前で、
名前の最後に「子」がつくのが主流という時代もありましたが、それも1980年代
後半に生まれた女の子には、ほとんどつけられなくなりました。

 

国際的に通じるようにと「ルナ」や「モナ」などのカタカナの名前も増え、
名前も時代によって大きく変化しているのが、このランキング表などから
うかがい知ることができます。

 

男の子ですと、2006年9月に誕生された「悠仁」親王の「悠」という
字を使った「悠斗」「悠人」「悠太」くんが順位を上げましたね。
こんなふうに、時代を反映した「あやかり」名などもあるわけです。

 

また、漢字の意味を調べる辞典や名づけ辞典を参考にしてもいいですし、
最近ではインターネットで名づけの姓名判断も受けることができますので、
このようなサービスも上手に利用するといいかもしれません。

 

どの様な名前の付け方にしても、わが子の幸福を願う親の深い思いは
変わりません。ただ、いくら自由とはいっても、一生にわたって本人を
証明する名前なのですから、あまりに安易な「名づけ」や「読み」で、
子供の負担や負い目にならないように注意することも大切になります。

 

よく言われている「名づけ」の注意点は、読みにくくないか、発音しにくく
ないか、聞き取りにくくないかなどを考えながら声に出して読んでみたり、
また姓名ともに画数が多すぎないかは、実際に紙に書いてみることです。

 

最も大切なのは、親が子供をどう呼んであげたいか、という愛情心でしょう。
そして「ステキな名前をありがとう」と子供にいわれるような親しみやすく、
深い愛情が感じられるような名前をつけてあげたいものですね。
名前はその人のイメージにつながる一生の宝物になります。

 

   baby baby